登記申請書を大公開!!
わが家の場合は不動産5つありましたが、5つ書いてるとちょっと長くなって面倒くさいので、
ちょっとだけ少なくして3つのパターンです。
数が増えていっても基本的には同じ書き方でOKなので、ぜひ参考にしてみてください。
これはわたしが書いた申請書から、個人情報のところだけダミーで書き直しました。
法務局の相談員の方に見ていただいて、登記申請もちゃんとできています。
これで完璧かって言われると、もっときちんとした書き方があるかもしれません。
でも、申請は通ります!
※※※ 注:上から5センチくらいスペースを空けておきます ※※※
登 記 申 請 書
登記の目的 抵当権抹消 (順位番号後記のとおり)
※このまま記入してください。
順位番号は【登記簿謄本「権利部(乙区)」】の順位番号のことで、「不動産の表示」のところで記入します。
抹消すべき登記 平成18年8月10日受付 第12345号
※【登記簿謄本「権利部(乙区)」の受付年月日・受付番号】で確認できます。銀行からもらった【登記原因証明情報】にも書かれていると思います。
原 因 平成30年3月1日 解除
※銀行からもらった 【登記原因証明情報】や【委任状】に日付が記入されていたら、その日付を書きます。空欄だったら、ローンを完済した日付で良いです。登記原因証明情報と委任状にも同じ日付を入れてください。
※登記原因証明情報が、「完済証明書」や「弁済証書」だったら 弁済 とします。
権 利 者 ○○市○○町一丁目23番地
○○ ○○(名前)
権 利 者 ○○市○○町四丁目56番7号
○○ ○○(名前)
※住所・氏名を記入してください。住所は省略せずに記入!
共同担保になってる不動産の所有者全員を書きます。共有名義の持ち分がある方も、全員もれなく記入しましょう。人数が多くなっても縦に並べていけばOKです。わが家の場合は4人並べて書きました。
義 務 者 ○○市○○町九丁目87番6号
株式会社○○○○銀行
(会社法人等番号 1234-12-123456)
代表取締役 ○○ ○○(名前)
※同じく省略せずに記入します。(株)などの省略もダメ。【委任状】などからそのまま丸写しします。
添付情報 登記識別情報または登記済証 ★
登記原因証明情報 ★
代理権限証明情報 ★
会社法人等番号 ※書類ではなくて「義務者」の欄に記載してあります。
※このまま記入してください。
「会社法人等番号」を記載せずに【資格証明情報】を添付する場合は、 資格証明情報 と書きておきます。
(★は銀行からもらう書類です)
平成30年3月21日申請 ○○○○法務局 御中
※法務局に提出する日付を書きます。
法務局は管轄の法務局名。支局の場合は「○○地方法務局○○支局」まで書きます。
申請人兼義務者代理人 ○○市○○町一丁目23番地
○○ ○○(名前) (印)
(連絡先 090-0000ー0000)
※「権利者」の中の1人が「申請人兼義務者代理人」となって申請します。住所は同上とはしないで、もう一度省略しないで記入しましょう。
認印で良いので、ハンコも忘れずに!
連絡先は、提出後にもしも間違いや訂正があった場合に連絡することがあるそうです。連絡が取りやすい携帯電話が良いと思います。何もなければ掛かってくることはありません。
銀行の【委任状】の代理人のところにも、住所・氏名を記入しておいてください。
登録免許税 金3,000円
※土地・建物1個につき1,000円です。この例だと合計3個あるので3,000円。
【登記簿謄本】の共同担保目録に書いてある不動産の数 × 1,000円です。
20個以上の不動産があっても、上限20,000円が最高です。
不動産の表示
不動産番号 1234567890123
(順位番号 1番)
※【登記識別情報】に書いてあります。
登記識別情報ではなく権利証の場合は、下のように「所在~」を書きます。権利証には必ず書いてある項目です。
不動産番号 1357924680135
所在 ○○市○○町一丁目
地番 23番
地目 宅地
地積 330.58平方メートル
(順位番号 3番)
※土地の場合の書き方です。所在~地積は【登記簿謄本「表題部」】、順位番号は【登記簿謄本「権利部(乙区)」】を見て記入します。
不動産番号 9876543210123
所在 ○○市○○町一丁目23番地
家屋番号 23番
種類 居宅
構造 木造かわらぶき2階建
床面積 1階 150.00平方メートル 2階 70.00平方メートル
(順位番号 1番)
※建物の場合の書き方です。所在~床面積は【登記簿謄本「表題部」】、順位番号は【登記簿謄本「権利部(乙区)」】を見て記入します。
※不動産番号は【登記簿謄本「表題部」】に書いてあります。【登記識別情報】にも書いてあります。
不動産番号を記入した場合は、土地なら「所在・地番・地目・地積」、建物なら「所在・家屋番号・種類・構造・床面積」は記入省略できます。もちろん、全部記入しても問題ありません。
順位番号は省略できないので、必ず記入しましょう。